Hawker Hurricane Mk-IIc インド空軍
<実機について>
インド空軍では1943年からハリケーンを受領しており、インパール作戦時にMk.IIc装備の1sqn.が参加、またその後更にMk.IIb/IIc装備の4th sqn.、6th sqn.などが参加しているなど、少なくとも3個飛行隊がハリケーンを装備してS.E.A.C.(South East Asian Command)の指揮下で対日戦に参加しています。
Aeromaster DecalsのForeign Hurricanesというデカールセットの中にインド空軍のものがあり、基本塗装や国籍標識はまんまRAFと同じものですが、(当時は独立前だから当然なんですが。)両主翼や尾翼に入る鮮やかな白帯や機体両側面の象の絵なんかに惹かれて作ってみることにしました。尤もこの白帯もインド空軍のマークというわけではなく、S.E.A.C.の共通標識なんだそうですが…ま、いいや。因みにヨンパチ派の皆様にはハセガワから1/48でHawker Hurricane Mk.IIc S.E.A.C.というそのまんまのものが出ています。
<製作&塗粧>
前回同様、ハセガワ1/72を素組しています。
基本塗装はRAFの後期迷彩で、上記の通り両主翼、水平尾翼、垂直尾翼に白帯が入ります。デカールは、上記Aeromaster社のForeign Hurricanesですが、どうもやたら皺がよって難儀しました。クリア掛けしてると、エアブラシの風で剥がれるし。
また例によってグンゼのミディアムシーグレー(325)で機体下面を塗ったあと、マスキングテープをべた張りして、上面のオーシャングレー/ダークグリーン(330)迷彩をエアブラシのフリーハンドで仕上げました。オーシャングレーはインストの指示通りにニュートラルグレー(13)80%+ネイビーブルー(14)20%で調合して、他二色はグンゼの特色まんまなんですが、なんかやっぱり全体的に濃すぎるような気がしてます。スケールファクターというやつなのでしょうか。
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