Hawker Hurricane Mk.IIc/trop トルコ陸軍航空隊使用機




<実機について>

 前回の大戦で懲りたのか、第二次大戦中は中立を保ったトルコは、戦略的要地ということもあって連合、枢軸両陣営から結構な飛行機を供与されており、本国以外ではあまり使われていないFw190なんかも使っています。

 ハリケーンについては、“河馬之巣”のデータによると、1939年に35機のMk.Iを輸入、その後43年に38機のMk.IIB、91機のMk.IIC(うち44機はMk.IIC(R)とある)を輸入、だそうです。(R)についてはよく判らないのですが、"modeler's datafile 2 The HAWKER HURRICANE"の中のインド軍におけるハリケーンに関する記述の中に「一部の機体は機銃と同軸のガンカメラを持っていたので偵察に重宝した(意訳)」とかいうことがあったんで、これのことかなとも思っています。同軸カメラで偵察するのもどうかと思いますが。


Hawker Hurricane Mk.IIc
寸法諸元12.2×9.81×3.98m(W×L×H) 最大速度3,425kg
主機Rolls Royce Merlin XX (1,260HP) 最大速度531km/h
初飛行1941.2.6 最大航続距離740km
武装Hispano Mk.II 20mm機関砲×4


<製作と塗粧>

 例によってハセガワ1/72のMk.IIcを使用。コクピットのシートベルトと後部胴体羽布張り部との境界の修正のみ行っています。

 塗装はHL990号機。基本塗装はRAFの砂漠迷彩なので、グンゼの特色で下面はエイザーブルー(370)、上面はミドルストーン(21)&ダークアース(369)です。文献によってはRAFの国籍標識を消した後が残っているような塗装図も見られますが、写真で見る限りはちゃんと元の迷彩パターンに添って修正しているようで、あまり消した跡もみられないようなので考慮しませんでした。退色表現とかやってればまた表現のしようもあるのでしょうけど。

 また、"Unofficial Turkish Air Force Site"の写真を見るとトルコ空軍の機体はいずれも後部胴体にかなり大きな数字で機体番号を記入しているようです。ハリケーンについても恐らく同様だと思うのですが、上記シリアルの機体に対する番号も判らないので見なかったことにしました。世傑の写真は国籍マークも未記入の状態なので、この後機体番号も書き込まれた可能性が大だとは思うのですが。

 また、資料は側面図ばかりで、主翼の国籍標識の場所がよく判らなかったので、とりあえずRAFのラウンデルと同じ位置にしてみました。国籍標識と垂直安定版の地色は、原色の赤ではちょっとどぎつい気がしたので、グンゼのモンツァレッドをそのまま塗ってみました。尾翼の月星と機体のシリアルのみデカールを自作しています。


世界のハリケーンインデックスに戻る
トップページに戻る