Arma de Aeronauticaことポルトガル陸軍航空隊では1943年から大戦後にかけて実に151機のハリケーンを取得。運用だけならともかく、大戦後も本格的にハリケーンを取得した国はこことイランくらいのようです。1942年にはスピットファイアも手に入れている国が今更ハリケーンもないような気がするですが、大方本国で持て余し始めたお古を格安で貰って来たのでしょう。うっかりドイツ系の装備を選んだばっかりに全く整備の進まないお隣の空軍を見て、此方も大概やる気を失っていたんだと思います。結局、これらのハリケーンは朝鮮戦争も終わった1954年まで空軍に居座ることになります。お隣の空軍は更にその後も10年以上、メッサーシュミットのパチモンを使い続けるのですが…。